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クラウドファンディング

クラウドファンディングを成功させる方法

2023年4月29日

連載1回目

クラウドファンディングを実施して事業を加速させたい方向けにお送りします

目次

資金調達と顧客獲得を同時に行える施策はクラウドファンディングだけ

クラウドファンディングについて

コロナ過でクラウドファンディングを実施する方も増えたので、認知度は高くなってきたと思います。名称として聞いたことがあるけど、「支援はしたことがない」「プロジェクトを実行したことはない」という方が多くいらっしゃるのが現状かなと思います。あらためてクラウドファンディングについて、ひとことで表現すると

「クラウドファンディングとはインターネット上で寄付とファンを集める仕組み」 というのが一番しっくりくると感じています。

わたしがクラウドファンディングに関わったの2017年。その時に所属していた団体がクラウドファンディングに挑戦したのをきっかけにして、これまで様々なクラウドファンディングの立ち上げ支援やマーケティング支援に携わってきました。

事業としてホームページ制作、SNS運用、補助金事業などを行ってきましたが、クラウドファンディングはこれらと違い、即効性や無名でも実施できる点において非常に大きな可能性を感じています。

無名の主婦がクラウドファンディングで1000万円を集めてキャンプ場をスタートさせ、1年半で300件以上のGoogleレビューを集める

学生がクラウドファンディングで資金と仲間を集めて空き家を改装してシェアスペースとしてレンタル事業をスタートさせる

これらが当たり前に起きているのがクラウドファンディングの世界です。シェアスペース開業のこれまでの流れは、資金調達 → 改装 → PR → オープン→顧客獲得という流れが一般的だったと思います。

資金調達から顧客獲得までに一定の時間がかかってしまうので、ハードルが高く参入にはお金と時間を要するものでした。

クラウドファンディングを使えば、資金調達を行う過程で、事業を手伝ってくれる仲間や顧客を同時に集めることができるようになりました。

目標金額や実行したいプロジェクトを大々的にかかげて行います。大きな挑戦を行っている人の周りには、それをサポートしてくれる人が集まってくれます。

助け合う文化を創造できるので、支援者でもあり、事業を手伝うボランティアでもあり、顧客にもなってくれる。

という起業当初に一番必要な方々を集めることができるのが、クラウドファンディングだと言えます。こんな仕組みは他では見たことがありません。

クラウドファンディングの会社の特徴

クラウドファンディングの仕組みを提供している事業者は全国で300程度あるといわれています。

実はご相談で一番多いのが、「どの会社を選ば良いのかでしょう??」というご質問。

実施する会社に特にこだわりがなければ、大手の3社をおすすめしています。READYFOR、CAMPFIRE、Makuakeの3つです。会社ごとに得意分野があるので挑戦するプロジェクトによって会社を選ぶことをおすすめします。

READYFOR = 社会課題を解決したい方向け
(https://readyfor.jp/)

Makuake = 新しい物を販売したい方向け
(https://www.makuake.com/)

CAMPFIRE = 広い分野で挑戦したい方向け
(https://camp-fire.jp/)

それ以外にも細かい部分の違いとしては、READYFORは目標金額に1円でも足りない場合は支援がキャンセルになる「All or Nothing方式」のプロジェクトが圧倒的に多い部分が挙げられます。

目標を達成しなくても、支援された金額がすべてもらえる「All in方式」を希望される場合はCAMPFIRE一択にしてしまってよいでしょう。

こういう点を選定基準にしていくと実施する会社はおのずと決まってきます。

具体的に最初に行う対策

最後に具体的に何をすればよいのかお伝えいたします。全てを網羅してご説明すると長くなってしまうので、最初に何をすると良いのかというところからお伝えします。

網羅した内容は次回以降に続きますので、早めに知りたいという方は直接ご相談下さい。クラウドファンディング立ち上げのご相談も行っておりますのでご活用ください。

クラウドファンディング挑戦者が最初に行うべきこと3つ
  • ・挑戦内容を10人に話す
  • ・SNSで挑戦内容を事前に発信する
  • ・チームメンバーを募る

まずは挑戦内容を10人に話してみましょう。構想を頭の中を整理して、伝わるようにアウトプットしてみましょう。アドバイスを下さるかもしれないし、手伝ってくれるかもしれません。

挑戦するためには、クラウドファンディングのページ上で、どんなことの挑戦したいのか説明して共感を集める必要があります。

どうやって説明すれば伝わりやすいのか、情報収集をかねて話してみてください。

クラウドファンディングを実施してみるとその大変さや、やることの多さにびっくりされると思います。

実行前:クラウドファンディングのアカウント作成、(会社によっては電話連絡が必要)ページ作成、リターンを考える、ページの修正作業(クラウドファンディングの会社の審査をパスする必要があるので、審査に合致した内容に修正する必要がある)、チラシ作成

実行中:広報活動、SNSの更新、支援のお願い、お礼のご連絡、ライブ配信

実行後:お礼のご連絡、リターンを届ける

抜粋しただけでもこのような作業が必要です。当然ですが大きなプロジェクトになればなるほど、もっと細かい準備が必要になります。プレスリリース発行やメディアに取り上げてもらう施策も行います。 とてもじゃないですが1人では大変なので事前に手伝ってくれる仲間を募りましょう!!

クラウドファンディング成功の鍵を握るのは、挑戦前の段階で仲間を募ってチームで挑戦をスタートすることです。すでに実施中の方はまだ遅くないので、途中からでも仲間を募集してみましょう。

どこで集めるのかわからない方は、ひとまずSNSに、困っていることを書いてみて「仲間になってくれる方はメッセージお待ちしています!」と投稿するところからスタートしてみて下さい。SNSをやってこなかった方は、これを機に作りましょう!!

いかがでしたでしょう。今回は簡単に解説をさせて頂きました。次回以降はもう少し踏み込んだテクニックに触れていこうと思います。

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